N.S さん

当たる占いがある、と友人の紹介で、ごくありふれた恋愛相談として

石井先生の所へ行き、本筮易と出会うことになりました。

“Aくんとこれからうまくいきますか?”といった類の、今思うと、

恥ずかしく、申し訳なくなるような質問をしたのが初めての鑑定でした。

その時にはまさか・・・私ごときがこの本筮を勉強させていただく日

が来るとは思ってもおりませんでしたが。

本筮は、当たるとか、当たっていないとか、そういった占いの次元を

遥かに超え私に未来への希望を与えてくださいました。

“占い”という言葉さえも妥当ではないと思うほど、占いの域を遥かに

超えたものなのです。とにかく私の今のボキャブラリーの中にはない

言葉でしか言い表せないくらい、素晴らしいものだと実感しております。

本筮には64の卦というものがあります。64の卦は一つずつ、人間と同じ

十人十色の、それぞれ個性を持った意味を持ちます。本筮で出る答えは、

まるで人間そのものをあらわしているようだなぁと度々思います。

目があり、口があり、手があり足があり、またそれぞれが持っている

“心”があります。それらすべてがその人それぞれの個性を作って

いるように、卦も同じようにそれぞれの個性を持っています。

一見幸せに見える人でも、心の奥底には、深い悲しみや苦労があります。

非のうちどころのないように見える人にも身体や心に深い闇を持って

いる人もいます。また一見悪い人に見えても、奥深くに、優しさを

持っている人もいます。善人でも、誰かと関わることや何かの因縁に

よって、悪い人になるときもあれば、悪い人でも、誰かにとっては

かけがえのない素晴らしい存在になることもあります。

本筮はまるで人間そのものを表しているかのように、一つ一つ

個性ある卦が集まって、一つの味のある答えが出てくるのです。

良い(というのは語弊がありますが・・・)卦がでたからといって

必ずしもいいとは限らず、悪い(というのも語弊がありますが)

卦が出ても必ずしも悪いとは限らない、といった人間そのもののような

絶妙なバランスによりひとつの答えを導き出すのです。石井先生が

おっしゃるように、一つ一つの卦はひとつの意味だけじゃないし、

何か違う卦と組み合わさることで違う意味にもなったり、取り巻く

状況によっても変わっていくものだそうです。一つ一つの卦は、

奥深く、味があり、しかし人ひとり・・・もちろん自分自身のこと

さえ理解するのが難しいように、習得するのには長い長い年月が

必要なのだと思うのです。

ある日、妊娠についてのことを占った時、ものの見事に妊娠を象徴

する卦(1,2つしかないのですが)が答えに出てくるのです。

何を占っても、それを象徴する卦が見事に導かれるのです。

これは一度本筮を経験され、どんな方法でその答えを導くかを

経験されたことのある方でしたら、その偶然の答えを出すことが

どれだけすごいかは、お分かりになるはずです。

“本当にすごいっ…”と、偶然に当たったとか、そんな次元を超えた

答えに驚かされっぱなしです。

“本筮は未来を言い当てるものではなく、未来を変えるためのものだ”

と、石井先生はいつもおっしゃています。その言葉の通り、私は何度も

暗闇から光へと導いてもらいました。

そして導いていただいたのと同時に、自分が暗闇から未来へと進んで

いける逞しい力をたくさんいただきました。

人と人との出会いや縁は、偶然ではなく必然であるように、筮竹に

よって導かれた答えの“偶然”は必然であると思わずにはいられません。

“人間”が大好きなのと同じように、本筮が大好きです!人間同士の

関わりや自分自身に悩みが尽きないのと同じく、本筮の本質を理解を

得ることも、私にとっては永遠の課題になることでしょう。

N・S