易の師匠の様子を「よもやまばなし」に書きましたら、
師匠が老人ホームで、ボケたおばあさんの扱いを受けている事をとても悔しがって下さる方からメールを頂きました。
『才能のある先生が、老人ホームで若者からボケた扱いをされているなんて許せない!
とても悔しい! 悔しくてたまらない!泣けてしまいました!石井さんの先生ならば、凄い人だと思う。何とか老人ホームから出してあげる方法はないのですか?』と書いてあった。
わたしの先生を知らない人が、先生の価値を惜しんでくださった。
人生の終わりをひっそりと待つ先生を、勿体無いと涙を流してくださる人がいた事に、私の気持ちも慰められ、嬉しさと寂しさの混じるほろ苦い涙がこぼれました。
この本筮という易が世間に知られるようになったら、易が社会から見直されるのではないかと私は想っているのです。
そして本筮易のダイナミックで深遠な力を知った人ならば、この本筮易のできる師匠の腕前を見たいと思われるに違いない、と思うのです。
そんな事を考えると、先生の力が世間の人に見てもらえないまま終わってしまう事が、とても惜しく、悔しいです。
私の先生は筆まめな方で、お元気な頃には、たくさん私にお手紙を書いてくださいました。
その中に、今からちょうど10年前のものですが、バブルがはじけた後の日本の不景気を、いつまでこの不景気が続くのかと、先生が占なった易がありました。
鑑定日は1994年年4月です。以下先生の文です。
2000年までの日本如何
天文 火雷ゼイゴウ 之卦 水地比 本卦 水山蹇
主爻 雷火豊 主爻 雷天大壮
人文 風天小畜
地文 火風鼎
(易の卦の記号が出せませんでしたので、興味のある方は手紙をご覧下さい)
-------------------------------------------------------------
鼎の一本が倒れて今迄の日本が大分
小畜です。又ゼイゴウのガヤガヤと口争いが
今から出始めています。
水山蹇、苦しい事があります。
その中に日本として大壮の力強さがあるのは救いです。
お金もやはり苦しい世の中なのかしら。これから先にもです。
でも、蹇の中の の一本が抜けます。
それで之卦が水地比となり、主爻が雷火豊があります。
2千年までに、まだ6年はありますから、その三年目あたりから、どうやら
何かと国外も国内も落ち着きを取り戻し、豊のゆたかさも少し加わって来ましょう。
ただ余り力強い感じではない事は確かです。
若い方が見守っていってくださいませ。
国々が別々ではダメになります。水地比は友好って事でしょうか。(以下略)
-----------------------------------------------------------------
今こうして過去を振り返ると、皆さんも御存知のように2000年まではかなりの不景気でしたが、1994年の頃は先行きの見えない状態で、いつ景気が回復するのか検討がつかない状態でした。
今年はかなり景気が緩み始めたと思えます。この手紙は1994年から2000年までの6年間をダメな景気と見て、その後の3年目から豊かになって行くという言い方をしています。
つまり、2000年プラス3年で、2003年から景気が少しよくなると云う言い方です。今年は2004年ですが、確かに去年からいろんな店が店舗を高級志向の品をそろえ始めて改装する店が出始めてきました。つまり10年前の鑑定で9年後に景気が少し良くなっている事を判断できていたのです。
今から10年前に占なった日本の現在の景気の運勢ですが、先生は2000年までと期限付きで占っていますが、未来を示す位置の之卦には、「水地比と雷火豊」という贅沢な志向が好まれるお金の動きを示す卦が出ています。
2004年以降も、この景気の運は上昇していくと私は思っています。
来年の景気は今年を上回っていくでしょう。
もう今年も終盤戦を迎えました。
一年はあっという間に過ぎてしまいます。
私にとって今年は4ヶ月で終わる気分です。
お客様でもボチボチと来年の運勢をたずねに来てくださっています。
わたしは長い年月、何度も新年を繰り返しておりますので、もう新年に挑む気持ちが
マンネリとなり飽きてしまいました。私にとり、来年もまた同じようにあっという間に過ぎていく気がします。年を取れば取るほど、年月が速く感じると言います。
私の最近は一週間が2日で来てしまうのです。
のんびりとゆっくりと、気楽に過ごしたいと思いながら、また来年も同じようにあたふたしながら、やりつづけそうです。
今年は皆様の御親切な応援メールを頂きまして幸せに思いました。
本当に有難うございました。
来年が皆様にとりまして良いお年となりますようにとお祈りしております。
今年最後の日記です。
又来年もよろしくお願いいたします。